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2015年1月、“NHKスペシャル ネクストワールド”で 衝撃的な研究(ワシントン大学医学部今井教授)が紹介されました。人間でいえば60歳に相当するマウスに、ある物質を1週間与えたところ、20歳相当に若返ったというものです!その物質とはNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)という、ビタミンB3の仲間です。2020年9月に出版された『LIFE SPAN(ライフスパン)[老いなき世界]』でも、著者のシンクレア教授(ハーバード大学)により、NMNによるヒトの驚くべき若返り事例が紹介されています。シンクレア博士が提唱するのは「老化は治療できる病である。もはや老いを恐れる必要はない」ということです。
NMNのほかにも、レスベラトロール(ブドウの果皮や赤ワインに含まれるポリフェノールの1種)、メトホルミン(メトグルコ:糖尿病治療薬)等にも抗老化効果が認められています。
また、カロリー制限、プチ断食、適度な運動、筋トレetc.にも抗老化作用(長寿遺伝子サーチュインの活性化!)が見いだされています。
ただし、NMNにはピンからキリまであり、(Amazon等に出品されている海外製品、および国内でも某有名人 関連の漢字サプリ)は、含有量が少なすぎ、また品質が不確かです)
専門医(抗加齢医学)の生活指導のもと、良質のNMNを年齢に応じて適量を適切に摂取するのが理想的です。
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)を用いて『ライフスパン』を実践するためのアンチエイジング外来を自由診療で実施します!
1)シンクレア教授の父(75歳)が20歳レベルに
“父は70代半ばだったものの、まだかなり活動的ではあった。すでに67歳で退職しており、旅行や庭いじりを趣味にしていた。しかし、父にも容赦のない衰えが始まっているように見えた。境界型糖尿病と診断され、耳が少し遠くなり、視力も落ちてきた。疲れやすく、同じ話を何度も繰り返す。不機嫌になることが多くもなった。生き生きとした老後とはほど遠い。父は境界型糖尿病の治療のために、メトグルコの治療を始めた。翌年からはNMNも摂るようになった。
父はもともと物事を疑ってかかる性分である。半面、好奇心旺盛でもあるので、マウスを使った研究の話を私から聞いて大いに興味をそそられた。NMNは法律で規制された薬物ではなく、サプリメントとして買える。そこで父はまず少量から試すことにした。とはいえ、マウスと人間では、大きく違うことも重々承知していた。最初のうちは、私やみんなから体調を尋ねられても決まってこう返したものである。「何も変わらないよ。わかるわけないだろう。」
だから、NMNを試して半年ほど経ったときに、あんなことをい出すすのは、よほどのことだったに違いない__「大騒ぎはしたくないんだけどね。確かに何かが起きているよ」あまり疲れを感じにくくなり、イライラが減り、頭もはっきりしてきたという。
「友達と足並みが揃わなくなってきたんだ。みんなは年を感じるとこぼしているし・・ 私はもうそんなことはないね。痛いところもつらいところもない。ジムのボート漕ぎじゃ、ずっと若い連中に勝つくらいだ。」一方、父のかかりつけ医は、20年も異常だった肝臓の数値が正常になったことに驚いていた。・・笑顔が戻っていたのである。最近の父は十代の若者のように動き回っている。・・・さらには、働くことが恋しくなったので、オーストラリア最大級の大学で新しい仕事を始めた。・・・「NMNが原因かどうかは確信がもてない。でも、確かにほかの説明が見当たらないね」・・・老化を「仕方がないもの」として受け入れるのをやめれば、人生はどれだけ素晴らしいものになるか。父は身をもって示している。“
『LIFE SPAN』より抜粋